問題15

 

(1) 【日本語教師数の割合】 出来れば取っておきたい

http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/nihongokyoiku_jittai/h28/pdf/h28_zenbun.pdf

2016年度の調査結果の割合はURLの通りです。

 

1 常勤教師は12.2%です。

2 非常勤講師は前年度より増加しています。

3 教師数は減ったり増えたりです。

4 ボランティアが60%を占めます。よってこれが正解です。

ただ、毎年新しい調査結果が出ているので、試験対策にはそちらを参照してください。

 

(2) 【日本語教師の要請・研修を実施している機関・施設等】 出来れば取っておきたい

最も数が多いのは大学等機関です。よって1が正解です。

 

(3) 【日本語教育のための教員養成について】 出来なくてもいいかも

私がすっかり忘れているだけかもしれませんが、これって赤本や過去問に出てきていないように思うので、初見で出来なくても気にしなくていい問題でしょう。しかし、日本語教員養成の根幹になっているようですし試験に出てきてしまったからには、余裕があればしっかり把握しておくべきなのかなと思います。

http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/nihongokyoiku_suishin/nihongokyoiku_yosei/pdf/nihongokyoiku_yosei.pdf

にあわせて、

http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1401908.html

を目を通しておくといいでしょう。

ざっと目を通すと、学習者の多様化に対応しましょうねという内容がたびたび出てきますので、答えは3です。

 

(4) 【1990年から2000年に至る日本国内の時代背景】 取っておきたい

1 これが正解です。1990年の入管法改正を機に南米日系人労働者が増加しました。

余談ですが、先日まで住んでいた愛知県豊橋市はブラジル人がとても多かったです。ブラジル人が多い理由は、自動車関係の工場が多いから、なんですが、これをきっかけに「外国人がどこにどういう理由で住んでいるのか」ということがすっと頭に入るようになりました。ネットである程度情報が出てくるので、試験勉強のリフレッシュに調べてみるとけっこう面白いです。

2 ビザ関係も制度がころころと変わって把握するのが大変ですよね。高度専門職は2014年に新設されました。

3 留学生30万人計画は、2008年に策定されました。

4 インドシナ難民を受け入れたのは1970年代後半~ですし、日本で難民認定制度が設けられたのは1990(入管法と同じ)ですが、日本の難民認定者は少ないので、1990年代に難民と認定される外国人が増加したとはいえません。

http://www.moj.go.jp/content/001248677.pdf

 

(5) 【ティーチング・ポートフォリオ】 取っておきたい

ティーチングポートフォリオは、同僚の授業ではなく、自らの教育活動を振り返るためのものなので、3が正解です。