問題14

(1) 【尊敬語】 取っておきたい

敬語の分類は案外ややこしいですが、頻出なのでがんばって覚えましょう!私は、試験直前まで手こずりました・・・。

1 「いらっしゃる」は尊敬語です。これが正解です。

2 「ございます」は丁寧語です。

3 「拝見」は謙譲語Ⅰです。

4 「いたします」は謙譲語Ⅱです。

 

(2) 【美化語】 取っておきたい

尊敬語・謙譲語・丁寧語・美化語の区別が出来ているかという問題です。丁寧語は、聞き手に対する敬意を表しますが、美化語は自分の品位を保つために用いるものなので相手の存在を必要としません。

1 尊敬語です。

2 尊敬語でも謙譲語でもなく、相手の存在を必要ともしないので、美化語です。これが正解です。

3 相手からもらった手紙に「お」をつけているので、尊敬語です。

4 謙譲語です。

 

(3) 【他者を低く位置づけるぞんざいな言葉】取っておきたい

へりくだっている謙譲語ではなく、ぞんざいな言葉はどれなのかという問題です。

1~3は謙譲語です。4の「じじい」はへりくだっているのではなくただの乱暴な言い方なので、4が正解です。

 

(4) 【丁寧さの規範から逸脱した表現】取っておきたい

1 弟に対してくだけた言葉遣いをするのは規範から逸脱していません

2 友達に対しても同様です。

3 親が子に敬語を使うのは、なくはないと思いますが規範から逸脱しています。これが正解です。

4 お客さんに対して敬語を使うのは規範から逸脱していません。

 

(5) 【待遇表現の指導内容】 取っておきたい

1 「なさるつもりですか」というのもなくはなさそうですが、「どうされますか」等のほうが適切でしょう。

2 日本語では、英語を使ったとしても能力を尋ねるのはNGです。これが正解です。

3 「しやがる」「あいつめ」などはマイナス敬語と呼ばれるそうです。知っていれば適切な使い方を出来るでしょうから、導入を避ける必要はないでしょう。

4 某ドラマの決め台詞みたいですね() 「いたしません」は強すぎる言葉なのでNGでしょう。もっと遠まわしに断りましょう。